戦後4年、石油関連の会社としてスタートした和歌山県の会社が、現在は県産ワイン造りにも挑んでいます。設立時の社名は「東亜ドラム罐(かん)工業」。今、木樽(きだる)を相手にどんな製品をつくっているのか。ワイナリーを訪ねました。
カンサイのカイシャ ここがオモロイ!
「ドラム缶製造はしていません。石油のドラム缶充塡(じゅうてん)作業など、石油に関する様々な事業を行うところからスタートしたことに由来する名前です」
和歌山県湯浅町栖原にあるTOAの「和歌山湯浅ワイナリー」で迎えてくれた橋本拓也会長(69)が説明してくれた。
現在もエネルギー関連事業が…